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風合い、質感を生み出すエンボス加工
エンボス加工はローラーで加圧して紙に凹凸模様を付ける加工です。
通常の印刷紙は平滑ですが印刷後にエンボス加工を施して表面に凹凸模様を付けることで質感に変化を与え、印象を変えることができます。
印刷仕様の紙箱の場合は「印刷」と「表面加工」※と「エンボス加工」を組み合わせたデザインが可能です。
※PP貼り・PET貼りとエンボスの組み合わせは厚紙のみ対応可能です。(印刷紙器は可、貼箱は不可です)
特殊紙・ファンシーペーパーにもエンボス加工を施すことができ、「紙の色味・質感」と「エンボス」と「箔押し」などを組み合わせたデザインが可能です。
印刷紙器・貼箱に対応した加工(段ボール箱は不可)で展開寸法にもよりますが最小ロットは300個位からです。
表面加工より安価なため、印刷だけでは物足りない、表面に変化が欲しい場合にお勧めの加工です。
※エンボスの強さ、凹み具合はばらつきが生じる場合があります。部分的な凹み具合の差によってムラ、見え方に差が生じる場合があります。
※濃色の場合は特にデザインとエンボス、光の加減でまだら模様、ムラのように見える場合がありますが不良ではありません。
※印刷面を強く加圧するため紙のコシが弱くなったり、折り目・端がひび割れ易くなったり、印刷面へのダメージから、微細な白抜け・インクの割れが生じる場合があります。
※デザイン内の印刷の直線、絵柄と対比した場合にエンボス模様が僅かにずれる、斜めになる場合があります。
エンボスの種類
エンボスには以下の模様があります。
- 皮絞↓
- キャンバス↓
- 梨地↓
- フランスモロッコ↓
- 格子↓
- ライン↓
- 水絞↓
- 水絞2号↓
- 布目↓
- 絹目↓
- 新柄↓
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