過去の制作事例 まとめ 小さい貼箱・引き出し・ブック型・浅い箱・ディスクケース

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小さい貼箱

小さい貼箱

縦横が100x50mmの小さい貼箱です。このくらいの寸法が機械で貼れる最少寸法になります。

500個以上の場合、もっと小さい商品用の貼り箱でも機械で貼れる100x50mm位の箱と中枠などを組み合わせた方がコスト面、仕上がりとも良い物に仕上がります。

機械で製造できない寸法の場合は手貼りになり作業効率の面からコスト高になり品質もバラツキ、個体差が生じやすくなります。また、納期も長くなってしまいます。

小ロット50個、100個位の場合はサイズ問わず手貼りなので小さな貼箱でも特に問題なく製造可能です。

引き出し式 変形貼箱

引き出し式の貼箱です。

下の画像は試作時の白ダミーですが製品は高級感のあるメルテックス(紙クロス)を使用します。

引き出し式 貼箱1 引き出し式 貼箱2

芯ボール紙の寸法精度、貼り紙の折込角の処理など精度が必要な形式のため抜型が必要な貼箱です。引き出しのつまみ金具は金属製で表から裏へ貫通させネジで固定されています。

外ケースが手貼り、引き出し箱も70x50mmサイズと小さい貼箱ため機械で貼れず手貼り、つまみ金具の取り付けなど手間がかかるため単価は高めの形式です。

数量が多い場合は納期を長めにみて頂くか分納での納品になります。

【製作事例】表紙貼り、ブック貼箱

上製本、アルバムの表紙などによく使われる表紙貼りを使った箱です。
表紙貼りのみの製品ももちろん承りますが箱と組み合わせたブック貼箱も製作しています。

ブックタイプ貼箱の画像

材質には紙クロスなども使用できるので百科事典のような感じやレザー調のパッケージにも仕上げることができます。

箔押し仕様もしくは無地の場合、1000部位から、印刷仕様の場合は2000部位から経済的な単価になってきます。

小ロット50個、100個でも製造可能です。

なお背が丸くなったブック貼箱は製造できませんのでご了承ください。

浅いかぶせ箱(貼箱)

箱の深さが10mmと浅いサイズのかぶせ貼箱です。

asai-kabuse

芯材が1mm厚、貼りやすい貼り紙の場合に製造可能な最薄サイズです。

芯材が厚いと箱側面の立ち上がりが芯材の反発で広がってしまったり、固い貼り紙の場合は内側への折返しが剥がれてしまうなどの問題が起こりやすいため使用できる素材が限られます。

画像の箱は内側も黒い紙を貼った芯ボールを使って全面黒に仕上げています。

芯材は13号(約1mm厚)で貼り紙、箱の内側への合紙はタントN-1(黒)を使用しています。

箔押しも可能です。

黒い紙・印刷の紙箱を製作する際の注意点

紙箱ディスクケース(ワンピース貼箱)

CDなどのディスクをセットできる紙箱ディスクケースです。

cd-case

身箱部分とフタがつながっているワンピースの貼箱です。真ん中にディスクを固定するストッパーを貼り付けています。

cd-case2 cd-case3

芯材、貼り紙とも抜型が必要な形式のため初回は抜型代がかかります。多くの場合は白い紙に印刷、PP貼りで製作します。

開閉を繰り返すような用途の場合はヒンジ部分、カドがひび割れたり破れやすいので印刷、PP貼りをお勧めいたします。

一般紙、クロスでの製造も可能です。

サテン貼箱

サテン布を内装に使った豪華な貼箱です。グラスなどのガラス製品、高級茶などパッケージに高級感を必要とする商品にご利用頂いております。

サテン貼箱

サテンの枠にはボール紙、ダンボールを使用します。上の画像はダンボール素材を使っているので緩衝性があります。

ダンボール素材の枠に加え、底、天面にウレタンスポンジを入れることで緩衝性を高め、商品をよりしっかりと保護することもできます。

サテン貼箱は小ロットから抜型無しで製造できる形式です。(サテン枠の形状、構造によって小ロットでも抜型が必要な場合があります)

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