天地貼りブックケース(外側のケース)と組立箱(中に入る箱)を組合せた引き出し式の紙箱です。
目次
ブックケースと組立箱の印刷や仕様
ブックケースと中の組立箱が同じ素材なので印刷から型抜きまで同一工程で加工できるため、最も安く製作できる引き出し箱です。
抜型が必須の形式なので300個以上からがおすすめです。
(100個位の場合は天地貼りブックケースと貼箱(下箱のみ)の組合せにすることで抜型を製作せずに製作することができます)
多くの種類の紙が使用でき、表面加工やエンボスにも対応できるので思い通りのデザインを実現できる紙箱です。
画像の紙箱はお菓子用の化粧箱の試作で12cm角x3cmサイズ・0.5mm厚位のカード紙を使っています。
縦横寸法は最大でもA4サイズ位までで深い寸法は適しません。
また、入れる商品の形状や重さによっては、持った時にたわみが生じるので重い商品のパッケージに使う場合は中箱を貼箱にしたり、箱の底に補強材を入れる必要があります。
付加加工について
外ケースを小口折りブックケースにしたり、特殊紙の使用・表面加工・箔押し・エンボスをすればより高級感を付与することができ、特別な印象のパッケージに仕上がります。
紙は0.5mm前後の厚さであれば大概は使用できます。
カード紙を使う場合は表面加工(ニス・ビニール・プレスコート・PP)、エンボス、箔押しなどを自由に組み合わせることができます。(PP加工とエンボスの併用は除く)
組み立て作業
通常、ブックケースは糊代を接着した組立済みの状態で組立箱は平らな状態での納品です。
そのため、ご利用時に箱を組み立ててお使い頂いていますが、箱を組み立ててブックケースに収納した状態での納品も可能です。
作業内容によりますが、中身の商品をご支給頂き、セットして納品することもできます。
コメント
コメント一覧 (1件)
お世話になります。
ブックケースを作って頂きたくご連絡致しました。
縦18.5×横13.0×奥行2.3
まず50個からと考えております。
紙の種類によっても値段が変わると思いますが、大体のお値段が知りたいです。
1個サンプルを作って頂くことも可能ですか?
その場合、おいくらかかりますか?
よろしくお願い致します。