本,書籍,アルバム用 ブックケースにお勧めのLCコート

LCコート ホログラム ガラス

天地貼り・小口折りブックケースにお勧めの表面加工、LCコートのご紹介です。

LCコートは転写用のフィルムを印刷面に密着させた状態でUVを照射、フィルムの柄を紙に転写する加工で転写用のフィルムは柄の転写後に剥がすので印刷物にフィルムは残りません。

フィルムラミネートのPP加工と同等の光沢感がありますが、フィルムは貼っておらずUV塗料を塗る方法なので古紙リサイクルに出すことができるエコな表面加工です。

現在、貼り箱に使用する70㎏~110㎏の用紙には加工できないため、貼り箱以外の厚紙製品でご利用頂けます。

目次

LCコートの種類

ホログラム柄ガラス・ホログラム柄スター・グロスLCコート(つや出し)・マットLCコート(つや消し)の4種類に対応しています。

つや出し・つや消し効果、ホログラムは見る角度によって光の反射でキラキラ光る装飾性と合わせて、耐磨耗性もアップするのでインクの色落ち、色移りを軽減する表面加工、保護効果もあります。

ホログラム柄 ガラス

ガラスは割れたガラスを散りばめたような柄のホログラム加工です。

ホログラム柄 スター

スターは星と小さなドットを散りばめた柄のホログラム加工です。

グロスLCコート(つや出し)

グロスLCコートはグロスPP加工と同等の光沢感があり、ほとんど見分けが付きません。

強度や耐久性はグロスPP加工に劣りますが、フィルムを貼らないので資源リサイクルに出すことができる環境にやさしい光沢加工です。

マットLCコート(つや消し)

マットLCコートはマットPP加工とほぼ同等のマット感を付与できる加工です。

マットPPはこすれ跡、擦り傷が目立ちますが、マットLCコートは傷が目立ちません。

破れに対する強度や剛性はマットPP加工のほうが優れています。

LCコートの注意点

  • フィルムには柄の継ぎ目があり、デザインによっては多少目立つ場合があります。

下画像 定規の目盛100の上に見られる線が継ぎ目です。

同一データでの印刷の場合も同じ場所に現れるわけではなく、ランダムです。

  • 他の表面加工と同様、印刷の色味に多少の変化が生じます。
  • バーコードを含むデザインの場合は校正確認かバーコードシールの使用をお願いします。こちらではバーコード読み取りエラーの有無の判断はいたしかねます。
  • 濃色デザインの場合、折り目の割れが目立つ場合があります。(小口折りブックケースの間口180度折り込み接着部分や箱の角など)
  • 貼り箱には加工できません。
  • 一部を加工しないスポット加工には対応しておりません。
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