スリーブ(筒状の外ケース)と組立箱の身(下箱のみ)を組み合わせたマッチ箱のような形の紙箱です。
スタンダードな形状であるスリーブと組立箱の組合せなので低コストで量産可能、様々な用途にお使いいただけます。
上の画像は130x85x20mmと小さ目の紙箱で木加工品のパッケージです。
画像は白ダミーですが製品は天面に空押しでロゴをいれました。
空押しは箔押しの版で箔材を使用せず熱と圧をかけて紙を凹ませる加工です。箔を使わないので色はつきませんが凹みの陰影で主張しすぎないロゴに仕上がります。
このタイプのパッケージにはコートボール、カード紙などの白い板紙を使い印刷、表面加工で仕上げる場合が多いのですが、今回は紙が持つ質感を生かし、空押しのみでシンプル、素朴なイメージをコンセプトにデザインが検討されました。
材質はタントという裏表差がほとんど無く、断面も綺麗な特殊紙を使用しました。
小さいサイズなら名刺、はがき程度のやや薄めの紙から、しっかりとした厚みのあるカード紙など色々な紙を使用できる紙箱です。
コメント