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印刷仕様の貼箱デザインに使用する図面テンプレート
弊社では上図のような貼箱図面テンプレートをご用意しており、芯ボール1mm厚、1.3mm厚、1.6mm厚用があります。
紙厚によって外寸が異なるため内寸・外寸差を考慮しています。
ご用意する図面テンプレートはトンボ以外の線をすべてガイドに変換した状態なのでイラストレーターのガイドを表示してレイアウト枠を確認してください。
また、すべてのレイヤーがロックされていますのでデザインは新規レイヤーを作成して作業をお願いします。
デザインを乗せる領域はフタ、身箱とも天面及び底面と側面4面です。
フラップは「のりしろ」のような部分なので短辺側面の下に潜り込んで見えなくなり、内側への折り込みは箱の内側へ入るのでフタをした状態からは見えなくなります。
再現が難しい貼箱デザイン
複数の素材をカットして貼り合わせる貼箱の構造上、以下のようなデザインは再現が難しいです。
抜型と貼り木型を使用して全自動機械貼りできる仕様なら十分綺麗に仕上がりますが、印刷・型抜き加工・貼り加工 各工程でのわずかな誤差が影響するため、位置合わせセンサー付きの全自動貼りでもズレ幅ゼロは不可能です。
良く見られるデザインですが天面ぎりぎりに枠を付けると僅か1mmのずれでも目立ちます。側面をつなげるデザインは箱の角のつなぎ目がずれて綺麗につながらない場合があります。
小ロット手貼りの場合や機械貼り出来ない寸法・仕様の場合は、このようなデザインは避けたほうが無難ですが、枠、側面つなぎを採用する場合はズレが生じることをあらかじめご承知おきください。
貼箱以外の紙箱(キャラメル箱など)とは少し勝手が違いますがデザイン段階からサポートいたしますのでご相談下さい。
コメント
コメント一覧 (1件)
芯ボール1.6mm厚用の貼り箱を考えいています。
ボール紙に貼る紙に印刷するデータをどのように入稿するのかきになっていて、
入稿するテンプレートのイラレデータをいただけると幸いです。