ウェブサイトリニューアル前の制作事例をまとめています。
このページではかぶせ貼箱をご紹介しています。
C式貼箱(サテン貼り)
オーソドックスなC式の貼箱にサテン布を貼ったゲス(台紙を商品に合わせて加工した仕切り)をセットした貼箱です。身箱、フタの内側も表面と同色にしてあります。
ゲスを商品の形にくり貫く場合は抜型が必要なので小ロットの場合は割高になります。商品の形状や仕様によっては抜型無しでの製造も可能です。
また、サテン貼りは手作業のため数量が多い場合は分納やお時間をいただく場合があります。
内側に段ボール製の枠型を入れた抜型無しで製造可能な緩衝性を持ったサテン内装もありますのでご相談ください。
サテン内装の貼り箱は高級品やガラス製品、グラス用、ブライダル関連(DVD、アルバムなど)にご利用頂いている形式です。
C式貼箱(ウレタン)
C式の貼箱に包み紙、ウレタンをセットした貼箱です。
緩衝材としてウレタンを中敷きにしてラッピングペーパー(トレーシングペーパーの様な薄い紙)で商品を包むようにセットします。小さいサイズの場合、ウレタン、薄紙ともそれほど高くないので貼箱をグレードアップするお手軽な方法の一つです。
貼り箱は深さ12mm位が最薄の限界なので薄い商品を入れる場合、上げ底を使用します。通常は厚紙で上げ底を製作、箱にセットしますがウレタンも上げ底の役割を果たします。
例えば5mm厚の商品を箱に入れたいとします。貼り箱は5mmの深さで製作できないので10mm厚のウレタンを敷いて貼り箱の身箱は深さ15mmで製作、といった利用方法もあります。
C式貼箱(ツートーン)
C式貼箱の色を身、フタで分け、2色の紙を使って仕上げたC式貼箱です。
通常のC式貼箱と比べ、材料代のみの差なのでそれほどコストアップすること無くツートーンに仕上げることができます。ただし、100個から300個位の場合、紙の仕入枚数の関係上、少々高めになる場合があります。
C式貼箱(植毛)
ビロード調の植毛紙、ウーペケーネスを使用したかぶせ貼箱です。
ウーペケーネスは紙に短い繊維を高密度に植毛したビロードのような高級感あふれる独特の質感の紙です。箱の内側も外側と同系色の紙を貼っています。
C式貼箱(印刷)
印刷仕様のC式かぶせ貼箱です。身、フタとも印刷をしています。
フタのふちに枠をレイアウトしているため、貼り加工、位置あわせが非常に難しい貼箱です。僅かなズレも目立ってしまうので枠の線を太めにする、なるべく内側にレイアウトするなど工夫が必要です。
底台紙付き かぶせ貼箱
身箱の底に台紙が貼り付けてある貼箱です。
底台紙がフタのストッパーになるので浅い身箱に深いフタを組み合わせることができます。
底台紙がかぶせ箱との差別化につながり高級感が演出できます。インロー式貼箱とこの底台紙付きかぶせ箱は身箱より浅いフタを組み合わせることができます。
例えば身箱の深さを20m、フタを60mmとすると商品サイズ60mmの商品を箱にセット、フタを開けたときに下から20mmだけ箱に隠れて商品上部40mmは露出します。
ディスプレイ効果、箱を開けたときの見え方を考慮したデザインが可能になります。
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