カードゲーム、オラクルカードのデータ制作

カードゲームやオラクルカードのデザインデータ制作の解説です。

目次

デザインのレイアウト

カードは印刷と表面加工・断裁・抜き加工もしくは断裁角丸加工の工程を経て完成します。

印刷から断裁までの工程では湿度の影響による紙の伸縮、断裁加工では断裁ズレ、型抜き加工・角丸加工では抜きズレが生じる場合があります。

下画像のような外周枠が狭いデザインはわずかなズレも目立つので、避けてください。

なるべく、枠の無いデザインか塗りつぶす・パターン/柄の印刷をお勧めしますが、枠や余白を付ける場合は余白を広めにするとズレが気になりません。

裏面や共通デザイン部分のご注意

同一ロット内におきましても、オフセット印刷の特性上、色の濃淡や色差が多少、生じてしまいます。

色差が基準内に収まるよう印刷を行っていますが、裏面や共通デザイン部分に転びやすい色(CMY掛け合わせのグレー、茶、濃色など)が使われていると、不安定な色になってしまい、色差が顕著に現れてしまう場合があります。

カードの種類が多いと1枚の用紙に全種を付け合せることができず、複数回に分けて印刷しますので裏面や共通デザイン部分は特に、色差が目立つ傾向があります。

「転びやすい色」はお使いにならないようご注意ください。

断裁面の割れ

全面濃色デザインの場合や厚い紙の場合は特に断裁面のインクが割れて白っぽくなる場合があります。

1枚で見るとそれほど気にならない場合がほとんどですが、束で見ると端が白く見える場合がありますのでご留意のうえデザインをお願いします。

気になる場合は両面PP加工を行うか、片面を白や薄い色にしておくと抜き加工の方向(表抜き、裏抜き)の調整で軽減できる場合があります。

テンプレート

入稿の際はテンプレートを使い、指定面付けでご入稿頂く必要がございます。

テンプレートはご依頼内容によって異なるため、ご注文後の制作・お渡しとなります。

 

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