紙箱の寸法指定は縦×横×深さ、W×D×H、幅×奥行×高さなど色々な指定方法があります。
業者によっての違いがあり、各お客様の業界での分かりやすいサイズ表記があったり寸法の指定方法は統一されていません。
今回は弊社で使用している寸法指定をご紹介いたします。
目次
紙箱寸法の指定と表記について
印刷紙器などの箱、貼り箱、ブックケースの寸法表記は以下の通りとなります。
キャラメル箱など
上の画像のような一般的な印刷紙器(キャラメル箱、地獄底、底ワンタッチ箱)の場合は間口寸法×深さで表記します。
寸法の単位はミリメートル(mm)を使用します。
間口(フタの開口部、商品の入り口)はA×Bで箱の深さはCとなります。
この場合は寸法A×B×Cと表記します。
画像のような直方体の場合は50x50x50mm、ボトルの箱のように長細い場合は50x50x150mmと指定します。
間口ABが同じ寸法ではない時は長い方を先にします。Aが100mm、Bが50mm、C150mmの場合は100×50×150mmと表記します。
上の画像のような薄型のスリーブの場合も間口寸法×深さ(長さ・奥行)で表します。
見た目からはA×C×高さBとしたいところですが、間口はAとBなので寸法表記はA×B×Cとなります。
つぎにかぶせ式(C式)の場合です。
かぶせ貼り箱、身フタ組箱の場合
組立箱、貼箱でよく見られるかぶせ式の場合も間口寸法×深さで表記します。
この場合、間口の辺がAとBなので寸法表記はA×B×Cとなります。
ブックケースの場合
ブックケースは天地x奥行x厚さで表記します。
寸法取りが変わった箱や変形の紙箱の場合は特に今回ご紹介した内容に当てはまらない場合が多いのでイラストに寸法を記入するなど必要に応じた方法でサイズ指定、確認を行っています。
以上、弊社で使用している寸法表記のご紹介でした。
コメント